2025年11月25日

第64回 多摩川流域セミナー 『源流域の森と水の保全活動について~上下流連携で考えよう~』開催のお知らせ

第64回セミナーでは「多摩川源流域の森と水の保全活動」をテーマに多摩川源流域を知り、上流域の森を巡る地域の現状や課題、これに対する継続的な取り組みや上下流域をつなぐ試みを、現地を見ながら学び、私たち一人ひとりができることを考えます。
小堀代表はコメンテーターとして参加予定す。

開催概要
開 催 日:2025年12月20日(土)
セミナー 13:00~16:30(小菅村 中央公民館講堂/WEB配信)
費  用:無料
定  員:30名(先着順)
備  考:当日の宿泊先及び懇親会がございます(どちらも希望者)。
〇「東京水のふるさと『水道水源林』」
登壇:千葉 徹也 氏(東京都水道局水源管理事務所技術課水道水源林保全管理専門課長)

〇「山梨県小菅村多摩川源流の村としての歩み」
登壇:木下 拓郎 氏(小菅村源流振興課課長)

〇「人口500人の村の森づくり」
登壇:中村 裕樹 氏(丹波山村振興課副主査)

〇「上下流連携で取り組む、源流文化の継承」
登壇:青山 大我 氏(NPO法人多摩源流こすげ)
〇ポスター報告
〇意見交換「源流域の森と水と上下流連携」
翌日、2025年12月21日(日)にはエクスカーションを開催予定です(希望者)。
エクスカーション 9:00~12:30(予定)
費  用:有料(2,000円を予定)
備  考:荒天等に伴い中止またはコース変更となる場合がございます。
申し込み方法
ポスター記載のメールアドレスへのご連絡、または下記URLよりお申し込みください。
https://www.kokuchpro.com/event/12fad7e7ff6de80fbc24004c3d86eb58/
※こくちーずプロのサイトへ飛びます

詳細はポスターをご参照ください。

 

2025年11月05日

読売新聞に市民科学の記事「生物多様性の研究 市民が力」が掲載されました

11月4日の読売新聞夕刊に「生物多様性の研究 市民が力」が掲載されました。
記事では、主に京都大発のベンチャー企業「バイオーム」が開発したスマートフォン向け無料アプリ「Biome(バイオーム)」の紹介と、市民科学を利用したヤマカガシの研究について、紹介されています。
「Biome(バイオーム)」では、利用者が撮影した動植物の写真をAIが位置情報や季節を踏まえて種の候補を表示し、図鑑としてコレクションできること。また、マップ機能で他の利用者が投稿した動植物の情報を共有できる事を紹介しています。
また、市民科学が有効な例として、北海道大や京都大などのグループがヘビの一種「ヤマカガシ」の色や模様について、市民に呼びかけて全国的に調べた結果を発表しました。方法として、「ツイッター(現X)」にて市民に写真提供を依頼、 爬虫類ファンの反響が大きく、青森県から屋久島(鹿児島県)まで1000枚近くが集まり、先行研究では六つの型に分けられていたが、集まった写真で少なくとも約120種類の色と模様の組み合わせを確認。「関東型」「九州型」など地域名を持つ種類が、実際はより広範囲に散っている事が分かりました。

記事の全文は2025年11月4日の読売新聞夕刊または、以下の読売新聞電子版(Webサイト・アプリ)にて閲覧する事ができます。
【物の「新種」あなたも見つけられるかも?市民が撮影した写真で生物多様性の研究進む…アプリ「バイオーム」も後押し】
https://www.yomiuri.co.jp/local/kansai/news/20251104-OYO1T50053/

小堀代表は、取材の中で専門家としての意見を求められ、市民がデータを収集する市民科学の精度は、専門家などの企画者が市民向けのマニュアルを提供するなどでさらに高めることができることや、市民科学の果たす役割は今後大きくなるなど、コメントしています。

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